DAB DORTMUNDER EXPORT ドイツ産ビール
DAB DORTMUNDER EXPORT
アルコール度数:5%
原産国 :ドイツ
スタイル : DORTMUNDER EXPORT
価格 :2.2CADドル(200円くらい)
澄んだ金色、モルトの香り、きめ細かい炭酸。
思ったよりホップ感がなく、苦さ控えめ。
ややモルトの甘さがあってそんなにドライでもライトでもない。
軽・重とか甘・辛とかのグラフのど真ん中に居そう☆☆☆
ぐびぐび飲むならこういうのが良い☆☆☆
個人的評価 60/100
なんだかニヒルな笑顔のお兄さん。笑
DORTMUNDERとは。
ドイツの都市の名前DORTMUND=ドルトムンド出身の人or物に使うワードです。
ジャパニーズと同じですね。
1873年、チェコのピルスナーのスタイルの影響を受けて生みだされたスタイル。
第二次世界大戦後~1970年ごろまではドイツで消費されるビールの多くがこのDORTMUNDERだったんだとか。
そして1970年以降はピルスナーに人気を奪われ、今はドイツ国内でもそんなに主要なビールのスタイルではないそうです…
100年近く飲まれていたものが、今は酒屋での売り場面積10%以下だと…(Wikiより)
盛者必衰という言葉を思い出します。
日本のビール業界も数十年後には全然違う構図になってるのかなぁ…
CAVE SPRING 2017 CABERNET FRANC カナダ産ワイン
CAVE SPRING 2017 CABERNET FRANC
原産地 :カナダ オンタリオ州
アルコール度数:13.5%
ブドウ品種 :CABERNET FRANC
価格 :16CAD(1300円くらい)
熟した果実香、少しバニラ系の香りも混ざって香りで期待させてきます。
そしてこの品種独特のスパイシーさやヴェジェタルなフレーバー。
とても滑らかな口当たり、ソフトな渋みと酸味、ドライでミディアムなボディ、長い余韻。
カベルネフランのどこか青っぽさのある個性を生かしつつ、開けたてからしっとり完成した味を披露してくれる素敵なワインでした。
バランス抜群で上品☆☆☆
カベルネフランのポテンシャルを感じる1本☆☆☆
個人的評価 75/100
オンタリオ湖の近くの土壌と、標高と、風辺りがマイルドな条件によって、
この地域の典型カベルネフラン=ミントベリー
的な個性をもったワインに仕上がってます、といったことが書いてあります。
フレンチオークとハンガリアンオークの樽で18カ月熟成されてるそう。
実は色々あってカベルネフラン100%ワインを探しておりました。
有名どころだとフランス・ロワールのシノンやブルグイユがカベルネフラン100%。
さらに全世界カベルネフランの70%がフランス産だそうで、これはシノンとかを見つけるしかないと思っていたのですが…
ない!!!
LCBO(酒屋)、フランスワインめちゃ輸入してるくせに!!!
そしてロワールの赤自体がないです…まぁ赤が有名な産地でもないのですが…
フランスのボルドーで恐らくトップクラスに高いワイン、シュバルブラン。
(私は見たことすらありません…!)
カベルネフランとメルロのブレンドで、ヴィンテージによってはカベルネフランが多い時もあります。
カベルネフランは上手くやればすごいことになるという一例なのではと思うのですが、世界的にはボルドー系ブレンドの補助品種的な扱いで残念。
でも冷涼な年でもちゃんと熟す特徴があるそうで、多分そのおかげでオンタリオワインにカベルネフラン100%が多いんですね。
オンタリオコーナーだけで6種類くらいカベルネフラン100%を見ました…!
なかなか見つからないカベルネフランワイン、カナダのやつ色々試したいです。
Black Forest Cuvee Noir ドイツ産赤ワイン
Black Forest Cuvee Noir
原産地 :ドイツ バーデン
アルコール度数:12.5%
ブドウ品種 :不明(ブレンド)
価格 :10CAD(800円くらい)
ふんわりした柔らかい赤。
開栓2日目にやっとレビューを書くために真剣に飲んだけど、全然だれてないです。
柔らかい口当たり、ラズベリーみたいな甘酸っぱさ。
渋みはほとんどなくて、落ち着いた酸味と果実感がメインの軽めなワイン。
4日目くらいに冷やして飲みました。
濃いロゼや白と間違えそうなくらい、冷やしても美味しい。
渋みが控えめなのを改めて実感です。
1000円以下輸入物でこのクオリティ☆☆☆☆
安美味ライトボディ赤!☆☆☆☆
個人的評価 70/100
ドイツの南西部、バーデン地方にあるBlack Forest=黒い森。
ドイツ語ではシュヴァルツヴァルトというそうです(意味は英語とおんなじ)
ワイン産地の北限であるドイツはワイン生産地の中では寒い方です。
でもこのシュヴァルツヴァルトがあるバーデン地方はその中でも暖かいらしく、調べてるとワイナリーがたくさん見つかります。
またフランスのアルザス地方と国境を接していて、アルザスともどもフランスになったりドイツになったりしてたエリアでもあるそう。
温泉地があったり、カッコー時計(カッコーって鳥が出てくるやつ)が昔から造られてたり、サクランボのお酒キルシュも有名だったりと調べてたらぜひ行ってみたくなりました。
Kourtakis Apelia 2018 白 ギリシャ産ワイン
Kourtakis Apelia 2018
原産地 :ギリシャ
アルコール度数:12.5%
ブドウ品種 :Moschofilero・Roditis
価格 :12CAD(1000円くらい※1L)
ライトでフレッシュでフルーティー。
ライムとか青りんごみたいなちょっとグリーンなフルーツの印象です。
爽やかな酸味とキレッとしたフルーツ感がメインだけど、温度上がると苦みも出てきます。
食中酒で大活躍しそうな万人受け系のお手頃ワインでした。
家に一本はストックしておきたい系☆☆☆☆
一杯目に飲みたい白ワイン☆☆☆
個人的評価 65/100
購入した酒屋LCBOのHPによると4g/1Lの残糖度らしいです。
コーラなら110g/1L
午後の紅茶でも40g以上/1L
ビールは30g以上/1L が一般的なよう。
こうやって見るとドライワインはダイエッターにとって大変ナイスなお酒なんですね!
今回のはだいぶドライなワインでしたが、リッチな味わいのワインやマスカットなどの甘口ワインとかはもっと糖度高めなはずです。
このワインに使われているMoschofilero・Roditisはどちらもギリシャの土着品種。
ピンク色の皮をしたグリ系ブドウだそうです。
なんとなくグリ感は味に出てます。
ドライなくせに少しオイリーな印象で、ピノグリなんかに共通するものを感じました。
Mildiani KINDZMARAULI Semi-Sweet RED 2016 ジョージア産ワイン
Mildiani KINDZMARAULI 2016
原産地 :ジョージア
アルコール度数:12%
ブドウ品種 :Saperavi
価格 :14CAD(1200円くらい)
渋味や酸味は穏やかな、コクのあるやや甘口赤。
濃いベリー系の果実感でしっとり落ち着いた味わい。
口当たりもシルキーでかなり飲みやすい。
寝酒にグラス一杯楽しみたい☆☆☆
大人な甘口赤☆☆☆☆
個人的評価 80/100
8000年も前からワイン造りをしていたという世界最古のワイン生産国の一つ、ジョージア。
このワインの品種・サペラヴィはジョージアで生産量一位のブドウです。
日本でもちょっと高級なスーパーに行くと、独特な陶器ボトルに入ったサペラヴィの赤ワインが買えますよね。
渋味、酸味、果実味とどれも強くて優秀なブドウだそう。
赤・ロゼ・辛口から甘口まで幅広く使われています。
wikiによるとNY近郊のワイン産地やオーストラリアでも栽培され始めてるとか。
国際品種かヨーロッパの土着品種以外を見かけることが少ないワイン業界ですが、他国のサペラヴィが飲める日も近いのかも??
LAKE OF BAYS PUMPKIN ALE カナダ産ビール
LAKE OF BAYS PUMPKIN ALE
アルコール度数:6%
原産国 :カナダ オンタリオ州
スタイル :Flavored
価格 :3.2CADドル(300円くらい)
注いでる時から香るパンプキンのアロマ。
曇った濃いアンバーカラー。
控えめの苦みとホップ感。
紅茶っぽい渋さとチャイみたいなスパイシーさを感じます。
カボチャ独特?由来?の甘さとキャラメルっぽさが少し。
飲んだ後に鼻から抜けてく香りが超カボチャ!
かなり変わった味わい。
珍しいものを飲みたい貴方へ☆☆☆
~に似てるって言えない個性派☆☆☆☆
個人的評価 60/100
秋になるとパンプキン味のものをよく見かけました。
カフェにはパンプキンラテが登場し
スーパーでもパンプキンパイやその他スイーツもパンプキン味のがいっぱい。
ハロウィンの時期にパンプキンビアを飲むのはアメリカ発祥の文化らしく、1700年代の後半にまでさかのぼるのだとか。
トロントでは酒屋で4~5種類、ブルワリーで2種類パンプキンビアを見かけましたがそこまでメジャーではなさそうでした。
調べてたらサントリーもパンプキンビア出してたようです。
日本の季節商品力は半端ないなとつつくづく思います…!
CASA DO HOMEM ROSE VINHO VERDE ポルトガル産ワイン
CASA DO HOMEM ROSE VINHO VERDE 2018
原産地 :ポルトガル
アルコール度数:12%
ブドウ品種 :Padeiro / Espadeiro
価格 :12CAD(1000円くらい)
果実感たっぷり、明るい甘酸っぱさとほんのり渋さがあってバランス抜群。
微炭酸とすっきりした後味。
フルーティだけどややドライでライトな印象です。
食中に良さそうなフルーティ中辛ロゼ☆☆☆
万人受けの味わい☆☆☆
個人的評価 65/100
このワインのブドウ品種
Padeiro と Espadeiro
パデイロとエスパデイロです。
おたくら兄弟ですか?!って聞きたくなる似通った名前ですが、
どちらもこのヴィーニョヴェルデ地区でロゼワインによく使われる黒ブドウだそう。
日本語のサイトでは『ロゼ専用のブドウ』なんて書かれ方もしています。
英語のサイトを見たところロゼだけではなく、 ポートワインにするためにも栽培されてるようです。
…ロゼのポートワインに使われてるなら日本語サイトが正しいのかな??
ちなみにワイン名は
CASA DO = …の家
HOMEM=男性
男の家??
その男の住処??
直訳するとちょっと変な感じ…!
でもCASA~…って名前のワインはよく見かける気がします。
英語をかじったくらいじゃ海外のラベルが読み解けずフラストレーションです…!
主要な国のお酒にまつわる言葉くらいは習得したいなぁ。