CASAL GARCIA VINHO VERDE ポルトガル産ワイン
CASAL GARCIA VINHO VERDE
アルコール度数:9.5%
ブドウ品種 :ローレイロ
原産地 :VINHO VERDE ポルトガル
価格 :10CADドル(800円くらい)
シトラス系のフルーティーさ、ほの甘さ、程よい酸味があって度数の通り軽い!
同じような中甘口白ワインと比べるとシンプルです。
リースリングみたいな華やかな香りはないし、
マスカットみたいな爆発的な果実味もないし、
ピノグリみたいなねっとりしたボリュームもない。
でもだからこそ食中手にはもってこいな気がします。
個人的に白は食中に飲むことが多いので、安くて飲みやすくて何とも喧嘩しないなんて、これぞパーフェクト!な一本。
しかもラベルがお洒落なのも追加点。
食中向けほの甘ワイン☆☆☆
暑い日の一杯目に最高☆☆☆
個人的評価 75/100
VINHO VERDEはワイン名であり産地名でもあります。
直訳は『緑のワイン』
この『緑の=VERDE』は文字通り緑色を表すようですが『フレッシュな、若い』という意味もあるそう。
日本では青二才が!とか青春とか青々としたとか、青が若々しさを表す言葉に使われます。
色が緑でも青野菜とか青信号とか言ったりします。
英語やポルトガル語ではそのまま緑なんですね。
苺とかトマトとかバナナとか何でも、緑だと熟してない若いイメージがあるので納得です。
エド・シーランの有名曲、Thinking out loudでもEvergreenって出てきます。
永遠に老いず朽ちず、若い緑のまま。というニュアンスです。
なんせこのヴィーニョ・ヴェルデも若々しいフレッシュなワインなので緑のワインなんでしょう。
実際に白ワインを見た目で評価するとき、青や緑がかった色はそのワインの若さを示していて、黄色味や茶色味は熟成や酸化、古酒であることの判断基準になります。
ちなみにこのブランドはヴィーニョ・ヴェルデの中でも人気トップクラスだそう。
日本でも1000円とかで手に入るようなので、見かけたら是非試してみてください。
Rickard's RED カナダ産ビール
Rickard's Red
原産地 :カナダ
アルコール度数:5.2%
スタイル :RED ALE
価格 :2.8CAD(250円くらい)
紅茶色のビール。
苦味控えめ、爽やかだけどほのかに焼き菓子みたいな甘味も感じられます。
ほんのり甘酸っぱくてフルーティな紅茶のようでもあります。
さっぱり飲みやすいのにまぁまぁ飲みごたえもあり、なんとも不思議なビール。
ちょっと珍しい味わい☆☆☆
爽やか&マイルド☆☆☆☆
個人的評価 70/100
英語とフランス語で同じ表記があるのがカナダ流。
クラフトビアかと思いきや
造り手はカナダで最大のビアメーカーMolsonでした。
調べて知ったけど世界でも5番目に大きいビール会社だそう。
(Wikiによると7番目)
確かにこっちでパブに行って安いピッチャー頼むとほぼモルソンです。
でも知られてないだけで色んなこだわりビールも造ってるんですね。
個人的にRED ALEが大好きなので、知名度を上げるためにも応援したいビールです。
CANNONBALL Helles Lager@Left Field Brewery カナダ産ビール
ブルワリーで購入したHelles。
トロントで結構見かけるスタイルです。
CANNONBALL Helles Lager
アルコール度数:4.9%
原産国 :カナダ オンタリオ州
スタイル :Helles lager
価格 :3CADドル(250円くらい)
苦味控えめ、小麦っぽい優しいほんのり甘い風味。
軽いけどちゃんと味わいがあります。
すっきりかつほっこりする味わい。
飲みやすさ☆☆☆☆
万人受けしそう☆☆☆☆
個人的評価 70/100
Helles=へレスはミュンヘンなど南ドイツで最も一般的なスタイルだそう。
苦みが控えめで軽く、日本のいわゆる大手ビールのピルスナーとかよりかなり飲みやすいです。
日本ではアサヒが輸入していた(去年輸入終了したそうです…)レーベンブロイなんかもこのへレスタイプだったそう。
改めて飲んでみたいなぁ。
このビールはブルワリーで購入しました。
LCBO(オンタリオ州の酒屋)でも彼らのビールはたまに見かけますが、かなり手に入れにくめだと思われます。
ちなみに商品名のCANNONBALLは英語で大砲の弾のことだそう。
ビールの味はそんな激しくないけど、野球用語として使われたりもするのかな??
ラベルからも見て取れる通り野球好きなブルワリーさんなんです。
別ブログでブルワリーの紹介しています。
良ければ見てみてください。
INEDIT Damm スペイン産ビール
Inedit Damm
アルコール度数:4.8%
原産国:スペイン バルセロナ
スタイル:WitBier / Belgian White Ale
価格:2.6CADドル(220円くらい)
レモンティーみたいな良い香りがとても強いです。
ビールの色は濁った少し赤みのあるレモンイエロー。
苦味、甘みは抑えめでほんのりとパンのような小麦っぽい風味があります。
すごく上品な味わいです。
香りだけでも楽しめる☆☆☆☆
エレガントなビール☆☆☆☆
個人的評価 85/100
スペインのかなり古くからあるビアメーカーが造るよそ行きビール。
Dammはブルワリー名でEstrella Dammというスペインで人気No.1のビールを造っている会社です。
ちなみにEstrellaはスペイン語で”星”の意味だそう。
このIneditのラベルにもある金星はこの会社のトレードマーク的な感じなのでしょうか。
このビールはLagerとBelgian Whiteの製法どちらも採用して造られているそう。
小麦、大麦麦芽、ホップの他にスパイスとしてコリアンダーやオレンジピール、リコリスまで使われています。
コンセプトは食べ物の為にあるビール。
世界一予約が取れないレストランと言われたエル・ブジの料理長監修のもと生まれたビールです。(レストランは閉店しています)
ビール自体は輸出銘柄にしては新しく(2009年にリリース)、造られたきっかけのレストランはもう存在しません。
それでも遠く離れた日本やカナダで今もこのビールを見かけるのは、それだけ計算しつくされた商品だからなのでしょうか。
それにしても日本で飲んだ時は成城石井で購入・750mlが1本1000円くらいしたけど、こっちでは500ml缶が300円以下…中身が本当に同じなのかちょっと不安です。
HOLSTEN FESTBOCK ドイツ産ビール
HOLSTEN!と言うとドイツ人みんな分かるくらいメジャーなブランドだそう。
HOLSTEN FESTBOCK
アルコール度数:7%
原産国:ドイツ
スタイル:Bock/Dunkeler Bock
価格:2.6CADドル(220円くらい)
カールスバーグ社が造っているドイツでメジャーなビール。
色はダークブラウンで味もカラメルみたいなモルトの甘さを感じます。
苦味は控えめで炭酸は弱め、マイルドな味わい。
度数の割にとても飲みやすいです。
ハワイで飲んだモルトリカーを思い出しました。
マイルドでリッチ☆☆☆☆
モルトの甘み☆☆☆
危険度☆☆☆
個人評価:70/100
ドイツと言うとビールに関して法律が厳しいことで有名です。
ドイツのビール純粋令
ビール醸造にはモルト、ホップ、酵母、水以外は使ってはいけない
これは現存する食品に対する法律の中で世界一古いものなのだとか。
えらい頑固にも感じるけど伝統を守ろうとする想いも感じます。
日本酒だって酒税法によって米、水、酵母、麹のみの酒しか純米酒じゃないし、濾してなきゃ清酒にもなれない。
それが良いのかは人それぞれ意見があるかと思いますが、私は歴史ある何かを守っている古い法律に価値を感じます。
OMER. TRADITIONAL BLOND STRONG BEER ベルギービール
日本では見たことがないベルギービールを買ってみました。
OMER. TRADITIONAL BLOND STRONG BEER
アルコール度数:8%
原産国:ベルギー
タイプ:Belgian ale / Strong pale
価格:LCBOでディスカウントされてて3CADドル(250円くらい)
強めの泡立ち、苦みは中程度で少し酸味を感じます。
フルボディだけど甘さは控えめ。
アルコール感の強さが味に出ててやや飲みにくいです。
ハードボイルドなゴツゴツした第一印象でしたが、時間が経って温度が上がってくると柔らかい印象に変わりました。
甘味がでてきて飲みやすくなったのかな。
ハードボイルドである:☆☆☆☆
ドライかつリッチ:☆☆☆☆
ちょいぬるめが美味:☆☆☆
個人的評価 50/100
欧州式の年月日表記は日・月 ・年の順番らしいです。
すると、2020年5月27日が賞味期限…?
日本の缶ビールだと賞味期限が9カ月で統一されてるそうです。
ベルギーでビールはほぼワインのようなポジションだからか、賞味期限の概念自体なさそうですね。
ビールの熟成を楽しむ文化もベルギーでは根付いてるのでしょうか。
ぜひ勉強したい分野です。
FRISKY BEAVER 2016~カナダ産赤ワイン
今日はセール商品をジャケ買いした時の記録。
FRISKY BEAVER 2016
アルコール度数:13%
ブドウ品種 :Baco Noir/Foch/Cabernet (ソーヴィニョンかフランか不明)
原産地 :PORT DOVER ONTARIO
価格 :10CADドル(800円くらい)
酒屋さんLCBOで4ドルの大幅DISCOUNT、10ドルで購入。
ラベルもワイン名も
カナダの国獣ビーバー!
ワイン名にある”FRISKY”は跳び回る、じゃれつくという意味の形容詞らしいです。
じゃれつくビーバー…ぜひお目にかかりたい^^
開けたてからまろやかな口当たり。
果実感と優しい酸味・渋みがあって軽いけど味はしっかりしています。
果物感が強く、でも甘みは控えめで、柔らかい味わい。
夏場にちょっと冷やして飲むのにぴったりな赤ワイン。
飲みやすさ:☆☆☆
フルーティーさ:☆☆☆
個人的評価:60/100
変わったブレンドのワインです。
BacoNoirというピノやガメイに似た北米品種、
Fochという北米でたまに見かける黒ブドウ
Cabernetとしか書かれていない何か…
BacoNoir
日本では見かけませんがトロントでは単一100%ワインとしてもよく見かける品種。
ちょっと濃いガメイかピノノワール的な印象です。
Foch
これも日本では見かけません。
カナダでは赤のアイスワインによく使われる品種なんだそう。
Cabernetは…
カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨンどっちも植わってるオンタリオ。
軽いからフランの方かなぁ。
恐らく他の国では見かけないブレンドの仕方ですが、ワイン自体は飲みやすくて万人受けしそうな印象でした。
ところでカナダには複数のワイン産地がありますが、オンタリオ州で手に入るのはオンタリオ州のワインだけです。
ヨーロッパや南米にオセアニアなど色んな国から輸入してるのにBC州のワインとかは見たことがありません…!
人もそうですが国内の行き来をしない国だなぁとしみじみ思います…!
でもBC州のワインを飲むためだけにBC州に行ってみたい私のような奴もいるので、意外と経済効果あるのかも…???